勘違いしている人が多いし、もしかしたら自分もそうかもしれないので、

自戒を込めて。

 

われわれにとって大事なことは、自分としての「パーフェクトな仕事」

ではなく、お客様にとって「満足度の高い仕事」を目指すことだと思う。

 

お客様の高い満足が、結果として自然にパーフェクトな仕事と感じて

もらえるからだ。

 

つまりわれわれの仕事が「パーフェクトだった」かどうかは、

「お客様の満足度合い」で決まるものであり、われわれが

決めるものではないのだと思う。

 

しかも満足度の高さは、高い技術を駆使して完成した製品品質だけではなく、

価格や納期だけではない。

打合せのしやすさや、要望の理解力、一緒に仕事を進める時に感じる

心地よさや、手間の軽減など、製品を作る過程で、

お客様がどんな体験をするかに大きく影響される。

 

満足度の高い仕事がパーフェクトになってゆく。

満足が先、パーフェクトは後。

すべてはお客様が決めるのです。