毎年7月7日はカルピスの日。1919年7月7日、カルピス株式会社の前身である株式会社ラクトーが、日本初の乳酸菌飲料となる「カルピス」を発売したことにちなんで制定されたそうだ。
私が子供の頃には、原液を希釈して飲むものだったので、基本はカルピス1に対して、水3~4の割合らしいが、少し濃い方が美味しかった。
銀行員だった父はのん兵衛で、台所にはいつもトリスのウイスキー(1.8リットル瓶)が常備し、冷蔵庫には瓶の炭酸が冷やしてあり、帰宅後ハイボールを何杯も飲むのが楽しみだった。
小学3~4年生(10~11歳)のある夏、偶然カルピスを水で希釈するのではなく、炭酸で希釈して飲んでみたら、これが最高に美味かった。以来私は父の炭酸を少し拝借しカルピスソーダをつくり飲むことが夏の楽しみになった。
小学3~4年生(10~11歳)といえば、1966~1967年頃。カルピスからカルピスソーダが発売されたのが1973年とあるので、ということは、もしかしたら、いや多分私は日本で初めてカルピスソーダをつくり飲んだ人なのだ…と周囲に自慢している(笑)。
1919年7月7日と言えば、105年前のことだ。会社はラクトーからカルピスに、そして今はアサヒ飲料へと替わったが、商品のカルピスは多くの人々に愛され、飲まれ続けている。
ちなみにカルピスのパッケージが水玉模様となったのは、発売から3年後の1922年。発売記念日である七夕にちなんで、天の川をイメージして制作。同年にキャッチフレーズが「初恋の味」になり、現在のブランドイメージが完成したそうだ。
100年以上、カルピスと言えば、水玉模様と初恋の味なのだ。
これぞ、まさにブランドではありませんか。
「初恋の味 カルピス」。
あの甘酸っぱい味は、まさに初恋の味…なんだよね~。皆さんの初恋の味はなんですか。
いい歳して、カルピスが好きだ。