定期的に診ていただいているS病院の主治医が異動することになった。たった2年ほどだったが、まだ若く40代前半の彼は、最近の医師には珍しく(私の周りでは)、パソコンの方ではなく私の方を向いて話してくれ、専門用語を並べ立てることもなく丁寧に説明してくれる先生で、とても信頼していた。なので異動の話しを聞いた時にはとても残念で、異動先の病院に転院してもいいか…と聞いたくらいだった。
また最近もお客様の担当者が退職し、新たな道に進むことになり、ささやかな送別会をした。そして私と同年代では仕事をリタイアする人(定年や退任)が多かった。
このことがあり、改めて考えてみた。少し大げさかもしれないが、出会いがあると必ずいつかは別れがあるものだし、人は出会いと別れを繰り返し生きている。
個人・仕事の関係にしても、また別れまでの期間が長いか短いにしても、必ず訪れる別れの時がくるようだ。
そう言えば、われわれは子供の頃から3月から4月は卒業(別れ)と入学(出会い)を繰り返し生きてきた。
私も、社会に出てからも多くの出会いと別れを経験してきた。特に、お客様(企業や担当者)とは数多くの出会いと別れを経験してきた。そこで経験したことは、偶然の出会いもあるのだが、自分から積極的に出会いの場をつくる努力の大切さを学んだように思う。そして良い出会いがあれば、できるだけ長く続く努力が必要だ。
これまでの出会いを大切にしつつ、そして新たな出会いをつくっていくこと。
それが今、私に与えられた仕事のようだ。
始まりがあれば終わりがある。
終わりがあるから、新しい始まりがある。
